北米神経科学会報告その4

長井です。

北米神経科学会報告の続きです。

そろそろ学会会場に行こうと思います。

今回行ったのは、私が所属している北米神経科学会の年会であります。

アメリカが中心になっているのではありますが、実は世界中から脳や神経に関わる研究者が集まっている非常に大きな学会です。

終了後にメールが来たのですが、参加者数は75カ国から27,832人、セッション数833で演題数13,677題だったようです。

神経科学だけの学会ではありますが、恐らく日本では他の分野を考えてもこれだけ参加者と演題数がある学会は無いんじゃないかと思います。(私が知らないだけで、あるかもですが・・・)

以前、参加証とともに、電車の乗り放題券が送られてきたという話がありましたが、その電車は地下鉄というわけではありませんでしたが、半地下的な所を走っていました。

せっかくなので使わなきゃですね。

ホテル前の公園を散歩している時に見かけた電車がこちら↓。

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後日見かけたもう少し分かりやすい写真がこちら。

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こんな感じでホテル前の道路沿いに走っていました。

ホテルの最寄駅から、学会会場であるMcCormic Placeまでは2駅ということで、比較的近いところにやっぱり今回は泊まれた感じです。

ただ、この電車、本数が結構少なめだった気がします。

初めて行く朝、なかなか来ずに駅のホームは学会参加者で混み混み状態になってました。

これに懲りたので、以降はこの電車と学会チャーターバスをその時その時に合わせて使い分けてました。

やっと来た電車に乗ると、これが2階建てでありました。

中はこんな感じ↓。

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駅に着いたところでそば停車中のを見ると、2階建てというのがよく分かります。

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なので、結構駅では混んでる気がしましたが、ほとんどの人は座れるという感じでした。

空港からの電車よりこちらの方が乗っている時間はずっと短かったのですが、座り心地は明らかにこちらの方が上でした。

っということで、到着したぞ学会会場。

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高いところからWelcomeボードがぶら下がってました。

そういえば、学会ができて50周年記念なんだそうです。

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そんなものなんですねぇ。

あんまり深く考えていませんでしたが、もうちょっと昔からあると思っていました。

とりあえず中の方に入っていったのでありますが、中が広くてどっちに行ったらいいの?な感じでした。

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とりあえずウロウロしていたら、発表日にはたどり着かないといけないポスター発表会場と、企業展示ブースの会場の場所にたどり着きました。

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とまあ、ちゃんと行ったぞの証拠写真はきっちり残すことは忘れずに・・・

一応ポスター会場の中に入り、自分たちが2日後にポスターを貼らないといけない場所を確認し、ポスター会場をちょっとウロウロと見回していると・・・!?

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デカすぎやろトイレの人型マーク・・・(分かりますかねぇ?)

身長2m以上は確実にあると思われます。

まあ見やすくて助かりました。

それだけ会場がデカイということでありました。

んでっ、一応偉い人が講演する会場も見に行ったのでありますが・・・

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シカゴはサンディエゴの前後に長い会場とは違い、横幅が広い感じの会場でありました。

偉い人が発表する舞台は・・・

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遠くから撮りましたが、こんな感じ。

私がここで発表したことは・・・もちろんありませんです。

金蘭で世界をあっと言わせる発見をして、ここで発表できるようになれば素晴らしいんですけどねぇ。

ちなみに、だいたい毎年この部屋での発表は面白そうなのがあって2,3演題聞きに行くことが多いのですが、今年はこの部屋での偉い人の発表では、そんなに興味を惹かれるものは無かったでありました。(何か偉そう?)

この初日の夕方には、腸内細菌と認知機能や認知症に関するシンポジウムがあって、行きたいなぁっと思っていたのですが・・・時差ボケと長旅の疲れで無理でした。

ちょっともったいないことしました。

しかし、そばを通られた人の話によると、やはり大盛況で、立ち見も出ていたということでした。

行かなくてよかった。立ち見だったら倒れていた自信があります。

っというのはさておき、やはり今、食べ物や腸内細菌が人の心や、認知機能に影響するというのは世界的に注目されています。

私のゼミでもそれにちょっとだけかする研究を行っていますが、近い将来注目される結果がバンバン得られるようになればいいなと思っております。

うちのゼミ生の今年の研究結果は、卒論発表会(12月23日)をお楽しみに。

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