異文化コミュニケーション I

こんにちは。食物栄養学科の石川です。

9/21から後期が開始され、緊急事態宣言明けの10/1から原則全ての授業が対面で開始されています。COVID-19の収束には時間がかかりそうですが、ワクチン接種も拡大し、何とか日常を回復しつつある印象です。

千里金蘭大学食物栄養学科では、今年度から国際栄養履修モデルがスタートし、早速今秋には異文化コミュニケーション I として、1年生が韓国研修に行く予定でした。しかしながら、COVID-19流行の影響で、止む無く中止(来年2月の可能性はあり)、代わりに市内YOLO BASEで疑似海外留学体験を実施しました。韓国研修の希望者からは大きく人数を減らしましたが、8名の1年生が参加して9/6, 7の両日に渡って実施されました。

1日目は、英国人と米国人講師により全て英語で行われました。海外疑似体験では空港での手続き等を疑似体験、

異文化交流ではロシア、イタリア、ナイジェリアの文化や食べ物、ファッション、踊り等幅広く学びました。

2日目は、学生からの希望も多かった韓国特集でした。学生はまだ韓国語を話せないので心配しましたが、講師の先生は日本に留学していることもあり、日本語でのコミュニケーションが可能でした。韓国料理研修ではキンパを作り、それを昼食としていただきました。とても上手にできていましたよ。

午後からは韓国語研修と韓国トレンド体験がありました。韓国語は日本語と文法も良く似ていて近い言語です(朝鮮半島から多くの影響を受けてきた日本の歴史を考えると当然と言えるでしょう)。実際の語句も似ているものがあり、日本語の「かばん」は韓国語では「ガバン」、「約束」は「ヤックソッ」、「瞬間移動」は「スンガンイドン」、「マッサージ30分無料」は「マッサージサムシップンムリョ」などなど、ちょっとびっくりするくらいでした。最後に発酵ジュースや韓国のボードゲーム等の韓国トレンド体験で合計二日間の研修を締めくくりました。

実際に韓国に行くことは叶いませんでしたが、中々中身の濃い充実した研修になったのではないでしょうか。ご協力いただいたYOLO BASEにはこの場を借りて感謝いたします。

1年生にとっては、大学生活は始まったばかりです。管理栄養士課程は、日々の勉強はそれなりにハードですが、夏季休暇や春期休暇など長期休暇期間中には、通常の学業以外のことにも目を向け、行動を起こすことで、将来の糧としてもらえることを願っています。

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