【特別インタビュー】紙芝居がひらく、食と地域社会の未来|八木先生 × 紙芝居作家 SAWAKO吹田市の歴史ある伝統野菜「吹田くわい」。
2026.11.05[最新情報]
◆芽がすくっと出ることから「めでたい」縁起物として親しまれてきたこの野菜をテーマに、吹田市都市魅力部シティプロモーション推進室と紙芝居作家のSAWAKOさん(SAWAKOアート企画)による新たな「紙芝居型資料集(食育編)」の制作が進められています。
◆今回、紙芝居の中で「食育のキーパーソン」として登場されるのが、千里金蘭大学で吹田くわいの研究やレシピ開発、料理教室に長年携わってこられた八木千鶴先生です。
1.料理教室で広がる「おいしい!」の笑顔と食育の役割
八木先生は大学での専門的な研究にとどまらず、地域住民に向けた「吹田くわい料理教室」を継続的に開催されています。活動の喜び料理教室に参加した子どもや保護者からは、「ホクホクしていて美味しい!」「こんな新しい調理法があるんだ!」という驚きと笑顔が溢れます。その笑顔に触れる瞬間が、八木先生にとって研究と活動を続ける最大の原動力となっています。伝統をつなぐ一方で、吹田くわいは栽培に手間や時間がかかるため、伝統の味を守り続けていくためには地域全体の理解と若い世代の関わりが欠かせません。
2.なぜ「紙芝居」なのか?
物語が変える子どもたちの視点とは?今回制作される紙芝居型資料集は、市内小学校の授業やイベント等でスライドとして活用される予定です。単なる知識の暗記ではなく、物語や視覚的なイラストを通じて八木先生の活動や吹田くわいの存在を知ることで、子どもたちは「身近な街にこんなすごい歴史や研究があるんだ!」という誇りと親しみを感じることができます。 物語を通して芽生えた探求心は、子どもたちの「自分も関わってみたい」という前向きな意欲へと変化していきます。
3.「食べる」から「社会参加」へ――これからの未来をつくる学び
この紙芝居企画の大きなねらいは、子どもたちが「栽培や収穫ボランティアに参加したい」「地域を盛り上げる活動がしたい」と思えるきっかけをつくることです。食育や地域伝統の継承は、単なる思い出づくりにとどまりません。紙芝居からスタートするこの取り組みは、子どもたちが「地域の未来を担う一員」として成長していく大きなきっかけとなります。
一皿の吹田くわい料理、一枚の紙芝居スライドから広がる、みんなの笑顔とより良い社会の未来。これからの子どもたちの活躍と、吹田くわいを通じた地域づくりの今後にぜひご注目ください!
【インタビュー風景】
千里金蘭大学栄養学部 八木先生
吹田市都市魅力部シティプロモーション推進室と紙芝居作家のSAWAKOさん
