食物栄養学科で学んで学校の先生に!

こんにちは。食物栄養学科の稲田克二です。 本学の食物栄養学科の第1の教育目標は管理栄養士の養成です。そのため食物栄養学科の授業は、管理栄養士の国家試験に合格し、病院・企業・高齢者施設などで管理栄養士として活躍するためのいろいろな科目をそろえています。

でも、管理栄養士の他に、いくつかの免許や資格が取得できます。その一つに栄養教諭第1種免許があります。栄養教諭と言うのは、小・中学校で児童・生徒に「食育」を行う学校の先生です。この免許は本学で、規定の教職科目を履修・修得すれば交付されます。この免許を取得し、各教育委員会の採用試験に合格すれば、全国の小・中学校で栄養教諭として活躍できます。

私は、この栄養教諭第1種免許を取得するための「教職科目」を担当しております。今日ご紹介しますのは、「模擬授業演習」です。栄養教諭は学校の先生ですので、児童・生徒に「食」に関する授業をします。その授業をするための、準備ややり方を練習するのが「模擬授業演習」です。受講生の1人が「先生役」になり、他の受講生は「生徒役」になって「模擬授業」をします。授業計画、学習指導案の作成、授業全体の構成、板書の仕方、声の出し方、言葉づかい、教材の作り方、教材の提示方法、発問の仕方など、実際の授業をする上で必要な技術ややり方を練習します。
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この授業を受け、学校の先生を目指す学生も増え、既に栄養教諭として活躍している卒業生や、採用試験にチャレンジし1次試験に合格した学生もいます。 このように、本学の食物栄養学科は、管理栄養士として活躍するとともに、学校の先生として活躍できる道も用意しております。 「食」を通じて子どもたちに授業をする、学校の先生をめざしませんか?

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