こんにちは。食物栄養学科上山です。
今日は昨年に引き続き、3年生の「応用栄養学実習」の授業をご紹介します。
昨年は乳児さん向けの離乳食を紹介しましたが、今年は少し成長した子どもたちが対象です。今日のテーマは「幼児期の行事食」です。
この時期はまだ味覚が発達している時期ですので、味付けは薄めにし、食材の持ち味を生かした調理を心がけます。「対象者の立場にたった食事づくり」の大切さを学生たちに伝えます。
実習のメインは子どもの日の行事食「こいのぼり寿司」です。お寿司は子どもから高齢者まで大好きな献立の一つ♪♪対象者にあわせて、いろいろアレンジしましょう。
今回は幼児向けに具材は小さく切ります。炒りごまやしらす干しを入れて、カルシウム量をアップさせました。
小さい子どもはカラフルなものが大好きです。子どもたちが喜ぶように、かわいくデコレーションしましょう。 ?!こいのぼりに眉毛が!?学生の感性も面白いですね・・・。
こいのぼり寿司のレシピはこちらから⇒こいのぼり寿司
できあがった料理の1食を、他の班と交換して、お互いに評価し合います。「可愛い」「薄味だけど美味しい」「調理するのが楽しい」
↑ こいのぼり寿司・吸い物・白和え・果物
近年、家庭での食育力が低下しつつあります。私たち管理栄養士が中心になって、子どもたちへ食育をすることが必要になってきました。
栄養量も大切ですが、食事を通して、食べることの楽しさや大切さを子どもたちに伝えていきましょう。