小学生の時に弟が産まれ、ずっと楽しみにしていた赤ちゃんを見て、生命の誕生の素晴らしさを感じ、出産に立ち会い母子を支える助産師という仕事に魅力を感じました。千里金蘭大学は通学しやすい場所にあり、国家試験合格率や就職率が高く、日本助産評価機構により適格認定されていることもあり、入学を決めました。

春に学年を超えた助産師教育課程の交流会があり、先輩から就職や実習・課題等のアドバイスをいただけます。交流会以外でも2学年で集まる機会が何度かあり、同級生だけでなく、先輩後輩とも自然と仲良くなることができる環境です。

先生方は全員優しく、楽しく学べました。特に実習では、手厚いサポートや励ましの言葉で支えていただき、辛い中でも最後まで頑張ることができました。勉強面だけでなく、授業外ではプライベートの話や人生相談もできる関係でした。

高校生の時から助産師教育課程選択を目標にしていたため、大学受験直後に、生物を学び直しました。また、1・2年生では、母性看護学だけでなく、看護・助産双方に必要な解剖生理学や解剖学も重点的に学びました。

最も印象的だったのは分娩介助演習です。この授業で、「自分は助産師になるんだ」と改めて実感が湧きました。また、分娩介助の試験に向けて、助産師教育課程の学生7人全員で、学校が閉まるまで練習したことも思い出深いです。その後の実習では、褥婦さん(お母さん)から、「いてくれて良かった、ありがとう」「一生忘れません」と言っていただきました。その時に、助産学生として、大きなやりがいを感じました。